元国会議員秘書が書く【3分で分かる】ぶった斬りブログ!

こんにちは!Nikkei223です!元国会議員秘書を務めておりました。 投資活動は大学2年時から行なっており、大学時代には親の資産運用を任されるほどになっていました。 経済・財政政策って本当に大切です。でも議員の人でも経済政策・財政政策をまともに語れる人って本当に少ない。。だって効果に時間がかかるし、国民が知らないから票にならないから。 それならこのブログで基本的には3分で経済・財政について分かってもらえたらと思い執筆をしています。3分あればちょっと携帯いじっている間に見てもらえるのではないかと思って。。。 1つ1つの記事は丁寧に魂込めて書いています!ぜひご覧いただければ幸いです。

投資家・投機家・証券マン・銀行マン・サラリーマン・大学生・主婦・・・etc。経済活動に関わる全ての方に3分で理解ができるようにブログを書きます!経済・財政政策は本当に大切です。私の知識の持てる限りをこのブログに書いていきたいと思います!
経済・財政政策が変われば国の将来本当に変わります!ぜひ、知りたいこと・分かりづらいこと等ありましたらお気軽に何でもコメントください!

【官僚達の働き方】官僚こそ民間に働き方を学べ!受け身でしか動けない彼らの末路

こんにちは。Nikkei223です。

今回は、

「 官僚こそ民間に働き方を学べ!受け身でしか動けない彼らの末路」

というトピックで進めて行きたいと思います。

私が今回、書いていくのは議員秘書として働いていた私から見た、官僚たちの働き方について書かせていただきます。

ただ、官僚の働き方については、経済評論家の上念司氏の著書「 「日銀貴族」が国を滅ぼす」、「高学歴社員が会社を滅ぼす」に高学歴官僚達の問題点が詳細に書かれているので、ぜひおススメしたい本です。

それはさておき、私が官僚達に物申したいことはただ一つです。

「一度民間企業に勤めて、商売感覚を身につけてこい!!!」

これです。

なぜなら、官僚達には顧客のために何が最善の手段なのか、どうしたらもっと効率良く利益を上げることができるのか、といった商売感覚が欠如しています。

そのため、仕事の方向が上司の顔色を伺うものになってしまい、上司さえ誤魔化すことができればそれでいいという働き方になってしまうのです。

利益を求める集団ではないため、他企業との競争社会の中で、生産性を追求していくという経験が一切ないのです。

これではいけませんよね。

実際に私が、官僚の方と話しをした際にも、こちら側からの指摘を待つばかりで、自らの発想などは一切ない、何とも無機質な会議だったことを覚えています。

官僚として勤めている人達は、圧倒的に新卒が多くいます。その優秀な新卒達が、数十年も生ぬるい環境に身を置いてしまうと、見る視点も内向きになってしまい、顧客目線から培われるクリエイティブな発想力などが全くもって養われません。

ビジネス感覚が損なわれている官僚は、机上の空論で物事を進めていきます。
経済評論家の上念司氏は、生ぬるい体質の官僚に向けて、「ラーメン屋で修行をしてこい」と言っています。

つまり、ラーメンを売るためには顧客視点に立って、顧客はどんなラーメンを求めているのか、最適な価格は何なのか、トッピングは何がいいのか、どのような手法を取れば利益率が最も高まるのか等の様々な要素を丁寧に考えていくことが求められます。

このブログでも何度も言っていますが、「本当に強いも者は力があるものではなく、環境に合わせて変化できる者」なんですね。

新卒の時にどれだけ能力を持っていたとしても、そんな能力は数年もしたら時代に合わず、役に立たないものとなります。

今の官僚に必要なのは、ビジネスの根底にある、「顧客のために最善を尽くす」という精神なのです。

最後までご覧頂きありがとうございました。




 

【消費税増税の疑問】財務省の消費増税の苦しい言い訳を徹底解説!

こんにちは!Nikkei223です。

今回は、


「財務省の消費税増税の苦しい言い訳を徹底解説!」


というタイトルで進めていきます。


先日、ブログで財務省の政府財政について説明している資料、「これからの日本のために財政を考える」を紹介させていただきました。

(参考:財務省HPhttps://www.mof.go.jp/budget/fiscal_condition/related_data/201803_kanryaku.pdf


簡潔に内容をまとめると、「日本財政は借金まみれで他国と比べてもひどい。社会福祉負担を充実させたいので増税するね♪」というものになってます。


しかし、そこで書かれている説明が増税によるマイナス面をすべて無視して書かれています。むしろ、財務省の理想論をつらつらと書き連ねている、読むに耐えないものとなっています。


特に、この資料の図表14「社会保障費を賄うのになぜ消費税なのか」という項目にすごいことが書かれていたので、紹介させていただきます。
 

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上記の図の「あらゆる世代が広く公平に分かち合い、社会保障の安定した財源を確保する」という説明と「税収が景気や人口構成の変化に左右されにくく安定していることも消費税の特徴です」という説明。


なんだこれ。本当にふざけてますよね。


確かに、消費税はあらゆる世代が負担するものです。5歳の子供が駄菓子を買っても、30歳が家を買っても、80歳が入院をしてもすべての「消費行動」に対して、税金がかけられます。


つまり、言い換えると消費税は全財産が1000円の5歳にも、1000万円の30歳にも1億円の80歳にも同じ負担を強いるのです。


もう一つ補足を加えます。

人間は生きる上でどうしても消費を避けられないものがありますね。そう、「飲食費」です。家計の消費支出に占める飲食費の割合を、経済学ではエンゲル係数といいます。


研究では、低所得者ほどエンゲル係数の割合が高い生活を強いられているという結果が出ています。
(つまり支出の割合で飲食費が多くを占めているということです。 


例えば、月収10億円のお金持ちが1日で1000万円分を使う食生活を1ヶ月続けるのと、年金生活で月収10万円のおじいちゃんが1日で1000円分の食費を使うのは、どちらの方が難しいでしょうか。


もちろんお金持ちが消費する方が難しいです。人間の胃袋には限界がありますから。でも、食費を節約するのは簡単です。110万円でも十分贅沢な生活ができます。一方で、おじいちゃんはどうでしょうか。今でさえ、一食300円少しなのに、これ以上切り詰めてしまうと、13食食べることすら難しくなるでしょう。


しかし、消費税増税はこのような低所得のおじいちゃんを苦しめる政策となるのです。

今後の日本は少子高齢社会となり、団塊世代が高齢者へと突入する中、消費税増税することで低所得高齢者の貧困問題がより一層の社会問題となるでしょう。


財務省が資料に書いている、「あらゆる世代から」という文言には、このような大きな問題

隠されているのです。しかし、財務省の資料にはこの問題点について一言も記載がありません。。。


財務省官僚のような、たくさんお勉強をして、名門大学を卒業したエリート達がこの問題について分からないはずがないのですが。。分かっていながらもこの問題を隠し続ける。。これは何の意味があるのでしょうか。。


本当に官僚の世界は腐っています。特に、財務省と文部科学省。

最近はニュースでも官僚達の不祥事が騒がれていますね。


実際に、官僚達の働きぶりも身近で見ていたので、近いうちに官僚達の働き方の問題点も書かせていただきますね。


最後までご覧いただきありがとうございました。
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【一億総貧乏化】日本はどれくらい貧乏になったのか?財務省のこのグラフで一発でわかります。

こんにちは!Nikkei223です。

今回は、

「 日本はどれくらい貧乏になったのか?このグラフを見れば一発でわかります。」

というタイトルで進めさせていただきます。

まずはこのグラフを見ていただければと思います。

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(出所:財務省HP:https://www.mof.go.jp/budget/fiscal_condition/related_data/201803_kanryaku.pdf

これは財務省がHPにて「これからの日本のために財政を考える」という題名で公開している、資料の一部を抜粋したものです。
 
注目して頂きたいのは、黄色点線の「家計貯蓄率」のグラフです。
バブル末期(平成3年)には15%以上あった家計の貯蓄率が、現在はたったの2.2%。

しかも平成26年(2014年)には貯蓄率がマイナスになるという事態にまで陥ってしまいました。

これ、冷静に見てやばくないですか?

日本人は貯蓄をよくする国民性を持っています。それは、古来より日本が災害大国であったため、何かあった時の備えをするというのが現れているものと考えられます。
(ちなみに日本の災害被害額は2015年時に世界3位です)

この特性を備えている国民の貯蓄率がマイナスに陥いるって本当にひどい。。。

それでもなお増税を畳み掛けてくるのは、何がしたいのか。。。
国民をわざと貧乏にさせていると考えた方が、辻褄があってしまうのですが。。。

ちなみに財務省は資料の中で、この家計貯蓄率が下がったかは言及していません。

私自身この資料を見た時には怒りすら覚えましたので、財務省の出している資料に反論をこれからしていきたいと思います。

本日は、この事実だけでも見ていただいた方に知っていただきたかったので記事にしました。

最後までご覧いただきありがとうございました。



 
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